7月以降でしょうか、私の人間の友人の家にはハクビシンは現れなくなったそうです。それまでは毎晩のように屋根上や屋根裏を走り回る音がしていたそうです。
 　友人によるとハクビシンは電線伝いに2,3匹でやってくるのだそうです。ハクビシンはとてもふてぶてしく、窓をガラリと開けたり、顔を出したり拍手をしても意に介さないようです。
 　一度、電線から家に渡ろうとしているハクビシンに懐中電灯を向けたそうですが一旦は引き返したものの、電柱の変圧器の上から興味深げに懐中電灯の光源が動くのを目で追っていたそうです。夜の闇のなかで光に反射したハクビシンの目6つ、ギラギラ赤く光っていたそうです。
 　夏場はいなくなるそうですが冬場になるとまた戻ってくるかもしれません。

対策は以下のようなものが考えられます。
・屋根裏への進入経路を徹底的にふさぐ
・庭の果樹や屋外の食べ物を放置しない
・捕獲器を設置する
・便利屋にたのむ

 　屋根裏への進入経路を徹底的にふさいでしまうのが早道です。壁や雨どいのわずかな隙間から身体を滑り込ませて侵入してきます。ここを金網などでふさいでしまいます。このとき既に屋根裏にとどまっているようならバルサン等の燻煙でいぶり出す必要があります。
 　ハクビシンは果物がすきなようで夜になると庭のビワの木をユサユサ揺すっていることがあります。
 　捕獲器についてですが奥の手にしておいたほうがいいかもしれません。捕獲できてもハクビシンは凶暴なので捕獲機の網目から噛まれたり引っかかれたりするかもしれません。設置だけして捕獲したら市役所や保健所に処理を依頼することもできるかもしれません。
 　便利屋についてですが夕方のニュース番組で便利屋特集をしていたときにハクビシンを駆除している様子がありました。

関連書籍
『ハクビシン・アライグマ―おもしろ生態とかしこい防ぎ方』古谷益朗(著) 農山漁村文化協会(2009/04)
↑ハクビシンだけでなくアライグマも。それぞれの足跡が紹介されていてタヌキ等の他の生物かどうか見分けることができます。小金井市立図書館にあります。

　
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