東京の小金井に関するお話のはじまり、はじまり。

さて一番最初は何から話し始めようかと迷いました。
それで満月が浮かぶ夜の野川沿いを自然公園、野川公園と散歩しながら考えていたところ、
ふと薄暗い足元に目をやると何か生き物がおりました。ゴキブリかと思ったがよく見るとセミの抜 け殻の形をしているが動いている。生まれて初めて見るセミの幼虫でした。

おお！これは幸運な。
しかし夜とはいえジョギング、ウォーキング、サイクリングの人々の往来があるので轢かれてはいけないと羽化できそうな木の下へ移動してやることに。
落ち葉をつかませてやると、さすがこれから木登りしようというだけあってとても力強く葉をつかんでくる。しかもズシリと重い。しっかり身がつまっていることが伺える。抜け殻しか触ったことがないのであなどっていました。

満月の晩は多くの生き物たちが活気づく。
調べてみると本日の満潮は18：30ころ。すなわち月の引力が最も働くとき、 セミたちは地中から這い出し、えっちらおっちら発射台の木を目指して歩いて いたのでしょうか。 それから木に登り羽化し満月を目指して飛び立つのでしょうか。

そんなことを考えていたら、これを初投稿にしたらよいと思いました。
幸運にも羽化を前にしたセミに出会ったのも幸先がよいことと、 お初のお話とさせていただきました。

　
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